モカ、ありがとう・・・、ごめんね。(3) | かーちゃんもはじめました。~うさぎと一緒♪~

モカ、ありがとう・・・、ごめんね。(3)

前文、前々文の続きです。


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モカは家に帰ることができました。


酸素室を出たことでモカの呼吸は更に苦しそうでした。


でも必死に生きてくれました。

ずっと抱っこをして暖めながら励まし続けました。
音が聞こえるくらい強く呼吸を続けました。


でも・・・ 

その時はやってきました。


私はモカが必死に生きようとしている姿を残そうと、携帯で動画を 撮りました。


そして撮り終わった瞬間、モカの様子が変わりました。


鼻水を出し、口をゆっくり閉じ、ビクビクっと2、3回痙攣しました。


そして、そのまま私の手の中で息を引き取りました。


家に連れて帰って2時間。


旦那の帰りは間に合いませんでした・・・


二人でモカを抱きしめ、ずっとずっと泣き崩れていました。


なんでこの子が死なないといけないの?


なんでこんな事になったの?


もう動いているこの子に会えないの?


そんな言葉を繰り返しながら・・・・


今日、モカにさよならしてきました。


ダムのほとりの静かな所。


犬や人に踏まれない場所を探して見つけた大きな桜の木。


その根元に埋めてあげました。
モカの大好きな牧草やご飯を入れてあげて。
きっと来年はキレイなキレイな花を咲かせるでしょう。


その後病院へ会計に行きました。


おそらく、誤飲による肺炎でしょう、とのこと。

ご飯が器官に入ってしまい、肺を傷つけて炎症が広がったらしい。


最初はパスツレラによる肺炎かと思われていたが、食後10分での出来事


だったことからおそらくそうでしょう、と言われました。




モカは本当にいい子でした。


おトイレも半分くらいは覚えてくれました。


私が動くと台所まで付いてきてくれました。


なのにどうして・・・・


我が家にやってきて一週間。


旦那と私とミルとモカ。
4人家族であったこの一週間が今までで一番幸せで楽しかった、と
旦那は言いました。


目をつむるとモカの走っている姿が浮かびます。
と、同時に苦しそうなあの時の顔も浮かんできます。


モカを病院から連れて帰ってきたのは正解だったかどうかは分かりません。


でも私はモカをこの手の中で看取って上げれた事は良かったと思っています。
あのままだと、きっと一人ぼっちだったから・・・


いつかモカが生まれ変わってまた私達の前に現れてくれると信じています。

モカをかわいいと言ってくださった方々、本当にありがとうございました。


落ち着くまでブログを書くことは出来ないと思いますが、また書ける日がきたら


その時はよろしくお願いします。


最後に。


モカ、よく頑張ったね。


もう苦しまなくていいよ。


今日は満月だからお月様でお友達と遊んでね。


おやじとかーちゃんは幸せだったよ。


モカも幸せだった?


またいつか遊ぼうね。


みんなで一緒に遊ぼうね。


ありがとう、モカ。


さようなら、モカ・・・。